和痛分娩での出産

私は第一子を和痛分娩で出産しました。
和痛分娩とは硬膜外麻酔による無痛分娩に比べると痛みを若干やわらげる分娩方法です。

無痛分娩との違いは、出産時に痛みが全くなくなるわけではないので結果的に自分でいきんで出産します。
そのことで産んだ感覚を母親が実感できるのです。

自然分娩に限りなく近い無痛分娩という事で、完全に無痛分娩にするのに抵抗がある人はこの和痛分娩をするようです。
私がお世話になった産婦人科はほぼ100%の方がこの和痛分娩でした。

初めての出産ですから、先が読めず精神的にも不安だらけですし、和痛分娩でも正直痛かったです。
比較するにも経験が無いので和痛分娩の効果はわかりませんでした。

第二子は別の病院で出産したのですが、呼吸法とヨガを取り入れた指導を受け、自然分娩で出産しました。
とてもゆったりと落ち着いた気持ちで出産でき、こんな出産もあるのかと思いました。

一般的に第二子の出産は第一子の出産より楽だと言われますので、これまた比較対象にはならないのかもしれませんが、私としては和痛分娩でも自然分娩でも結果的に赤ちゃんが無事生まれてきてくれれば、それで良しなのかと思いました。

旦那が一生懸命に出産方法に関することや、そこに到るまでのケアを勉強していたのが印象的です。
普段は勉強嫌いで通っている人なのですが、変われば変わるものですね。
さらにびっくりしたことは、タバコをパッタリと止めたことです。

素敵な出産方法

痛みのない出産って素敵ですよね、無痛分娩や麻酔を使って出産するといったように、方法もいろいろあるんですが。
「なるべく自然な方法で痛みなく出産できる」ってお産を経験したことのある女性なら夢見るんじゃないでしょうか。

痛みのないお産なんてと思いますがラマーズ法とともに最近よく聞くソフロロジー法という出産方法です。
ソフロロジー法は陣痛をあるがままにに受け止めて、赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ、より自然で積極的なお産方法です。
陣痛は赤ちゃんを生み出すための大切なエネルギーと前向きに考えると不安が取り除かれ痛みが和らぐようです。
ソフロロジーの大切なことは、体緊張させないこと。
緊張して硬くならないためのトレーニング方法はいろいろあるんですが、基本は呼吸方法です。
「赤ちゃんに酸素をたくさん送ろう」、と思って腹式で深呼吸します。
あぐらをかいて、肩の力を抜いてリラックス。
目をつむって、右手をおなかの上に当てて、ゆっくり鼻から息を吸います。
口からゆっくゆっくりり吐いて、吐いて、吐いて、吐ききります。
今度は、また腹式呼吸、息を吸いながら、酸素が全身をいきわたるのをイメージしながら、最後に肺からフーッとゆっくり吐き出します。
次は、赤ちゃんに酸素が運ばれていく様子をイメージします。
酸素をたっぷりもらった赤ちゃんは元気いっぱいです。
完全に痛みがないわけではありませんが、前向きに出産できる素敵な方法ですよね。
ヨガの呼吸法と似ていて、自律神経を整える呼吸法です。

«
»