エンゲル係数

エンゲル係数は、月々の支出の中での食費の割合を、係数として表しているものです。
エンゲル係数は、数十年前からのデータを調べてみると、年々減っていく傾向です。

その理由は、生活が豊かになり食費以外のことに多くのお金を使うようになったから、ということです。

食に関してお金を多く使った時には、エンゲル係数は上がります。
例えば、食材や調味料を選ぶ時。

原材料にこだわり昔ながらの自然な製法で作られたものは、それ相応の対価を払わなければ買えません。
生活が豊かになり、食にこだわる人が多くなりました。

フェアトレードにも関心が寄せられています。
このような食に関しての支出が増えれば、再びエンゲル係数が上がることになるのかもしれません。

時は流れて、エンジェル係数という言葉も出てきました。
これは、一世帯の一ヶ月の家計において、子どもの学校や塾の授業料を始めとする学習系コスト、ならびに衣食住や病院そしてレジャーから、与える小遣いだけでなく将来のための学費の貯金等の投資、子供用の保険などの総費用の割合です。

子どもに夢を託す親はいるものですが、それは、予め敷かれたレールに乗せているだけではないかと思います。
親の心子知らずで、ひとりの人間としてサポートするべきではないでしょうかね。
エンジェル係数の増大している家庭が、必ずしも、子どもの自立に役立つとは限らないのです。

食費は0円

私の今月の食事にかかったお金は、ほぼ0円です。
何故かと言うと、バイト先のコンビニで、廃棄になったお弁当などを貰っているからです。
時給が低い割に仕事がきついコンビニバイトをどうして辞めないかと言えば、この利点が大きいからです。

冬は気温が低く、外に出る気力を失くさせるので、夏よりもお客さんが減ります。
そのため、購買意欲を高めるように、新商品を次々と出します。
お店は新商品は売れると見越して基本的に多めに発注します。
すると、どうしても売り切れなかった分が廃棄になります。
私達は時折それを貰って帰っています。
入っている時間帯の都合上、私が貰えるのはパスタやお弁当、サラダなどが多いです。
また、人気商品ほど多く仕入れるので廃棄になることも多いため、大体いつも決まった商品です。
毎日それを食べているので飽きてしまいそうなものですが、有難いことに私には別の時間帯で働く彼氏がいます。
彼氏の働く時間帯にはパンやスイーツ、ドリアなどが廃棄になります。
そのため、二人がそれぞれ貰って帰ったものを持ち寄り、時折交換したり分け合ったりして、色々な商品を食べています。
特に彼が持って帰って来てくれるスイーツは、食事というよりも贅沢なので、とてもありがたいです。
普通にお金を払って買っている人には申し訳ないと思いますが、本当に時給の低いコンビニなので、これくらいの見返りを求めるのは許して欲しいな、と思います。
賞味期限が切れている上、チルド商品も常温でしばらく放置されてしまうので、夏には貰える量が減ると思います。
そうなるまでの冬の間は、もうしばらく廃棄弁当の生活を続けようと思います。

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