広げよう地産地消

私達の住む地域では今「地産地消」を合言葉に活動しています。
地産地消とは地域で生産する農水産物をその地域に住む人達で消費することです。

結果的に地元生産者を応援することになり、地域の活性化につながります。この活動を始めて5年が経ちましたが、食べ物はブランドとして成長してきました。

県外からの出荷要請も増え、特にレストランはこのブランド化した食材を売りにして料理を提供しているお店が増えました。
現在力を入れているのは、全国に発信するファッションブランドを育てることです。

例えば、久留米絣や博多織を現代風にデザインし、気軽に使える洋服やバッグを販売しています。
伝統技術を若い担い手が受け継ぎ、新たなファッションブランドが誕生しました。
まだ始まったばかりですが、これからの展開が楽しみです。

技術についても地産地消が望ましいのかも知れません。
日本の電子技術が世界でも有名ですが、海外から来た友人のに話を聞くまでは実感しませんでした。

その友達に頼まれて、パソコンを探していました。
電気屋に行って、探しているパソコンの番号などをお店側の人に見せたら、それが既に絶版で、新しいタイプになったと言われました。
確かに友達から聞いたのは、その国では販売されたばかりらしいのです。

その時、本当にびっくりしました。
まだデジタルカメラも持っていない友人は、カメラ機能について、大変驚いていました。

こんなものまで地産地消

地産地消と言えば、地元で採れた野菜などを地域で消費することを指すのが一般的ですが、福岡県糸島市では、ちょっと変わったものまで地産地消に取り組んでいます。

いろいろと地方では取組が行われていて、面白いものですよね。

糸島半島の名物はカキです。
カキのシーズンになると、あちらこちらにカキ小屋ののぼりが立ち、カキをお目当てにたくさんの人が訪れます。
おいしいカキに舌鼓を打った後には、たくさんのカキ殻が残ります。

この殻を、肥料として再生する技術ができました。
糸島市内の農家では、この肥料に人気が出て、多くの畑で使われるようになりました。

市内の店舗でも一般に販売されているので、家庭菜園にも取り入れることができます。
おいしい野菜が育つ上に、それまでお金を出して処分していたカキ殻が肥料加工会社に売れるようになり、カキ小屋経営者にもうれしい地産地消のスタイルです。

カキは牡蠣と書くわけですが、殻まで有効利用出来るアイデアを実現したところが、素晴らしいと思いますね。
実際に取引されるまでは、相当な苦労があったはずなのですよ。
誰もやってない事をやるわけですから、前例がありませんので、まさしくゼロからの創造ですね。

この創造力は、人間に備わっている能力なので、何か一つでも創造性を発揮したいものですが、なかなか上手くいかないのも世の中と言うものですよね。

地元産のブランド牛の牧場
家庭に新鮮な精肉を届ける食肉卸
食肉卸業者として業務用で鍛えた加工と品質管理を一般家庭向け商品にも適用しています
meat-kimura.co.jp/

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