介護保険法

介護保険は40歳以上のすべての国民に加入が義務付けられており、毎月一定額の保険料が徴収されている。
また、65歳以上の国民からは公的年金から天引きされる仕組みになっている。

介護サービスを受けるには、まず、居住地の市区町村に申請を行う。
その後、調査員の訪問して介護の程度を調べられ、その結果をもとに介護の有無や介護内容についての認定が受けられる。

サービスを受けた際には、かかった費用の一部を利用料として利用者が負担。
認定以上のサービスを受けた時には、超過した分も利用者の負担となる。

介護が必要となった場合は、このようにして施設介護サービスや在宅介護サービスが受けられるのだが、各自治体の財源によってサービスの内容や利用料に差が出ることや、保険料や利用料の支払いができない人たちへの介護をどうするかなど、問題が多い。

高齢化社会を受け、保険料の支払いを40歳以下に引き下げる動きも見られる。

そろそろ、国民年金と同様に皆で必要な方を支援しましょうという相互扶助的な考え方は良いのだが、民間の保険の仕組みのように、希望者だけが出資する仕組みに転換して欲しいもの。
強制徴収だと国の権力を誇示されている気がしてならない。

介護保険料もどういった使われ方をされているのか、財務関係の帳票を公開して欲しいものだ。
国民年金の運用状況も定期的に、国民が請求する必要なく自由に閲覧出来るようにして欲しいもの。
やましいことが無ければ出来るはずだが・・。

介護の課題とその先

実家では、母方の祖父が一緒に暮らしています。
2年くらい前までは、祖父一人で暮らしていましたが、足下がおぼつかなくなり始めてからは、実家で一緒に暮らすようになりました。
現在は、私も実家に住まわしてもらっているので、祖父が年を取ったなぁと感じることが多々あります。

毎週何回か、デイサービスという介護サービスを利用していますが、祖父はその都度子供のように『行きたくない、行きたくない』と、言っています。
年を取ると、いずれは私もこのようになるんだなぁと思う今日この頃です 笑
そんな中、両親と祖父との暮らしで、否応なく年を取っていくことの喜びと寂しさを感じているわけですが、最近は介護の先のことを考えます。
どこで最期を迎えるか、というのは重要だと考えていますが、最期を迎えた後のことも、最近はよく考えるようになりました。
お寺やお墓など、先代が残してきた資産について考えなければならない日がいずれやってくるだろうと思います。
思えば、そのような話を今まで両親や祖父・祖母とは話してこなかったように思います。
ましてや、いとこやその他親戚関係の人たちとのつながりをあまり意識していませんでした。
最近になって、疑問に思うことが多くなり、両親から親戚の方々のことをよく聞くようになってきました。
30代、40代と、年を取るにつれて、その事をしっかり考えないといけないですね。
昔はそのようなことは『暗黙の了解』として伝わっていたのでしょうが、今の時代は子供から聞かないと分からないのかもしれません。
今後については、しっかり両親から話を聞いておきたいと思います。

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