料理を公開すること

一人暮らしを始めてから、趣味である料理をする日々が楽しかった。

段々と上達していくのが実感できることもうれしかったものだ。

近所にある道の駅で新鮮な野菜やフルーツを買って調理する毎日。肉や魚も大好きだが、野菜中心のメニューで、作ったおかずをブログに載せると健康的なメニューだと反響があってもっと楽しくなった。

どんどんアクセス数が伸び、コメントの数も多くなってきた。
でも実は、自炊することが面倒だと感じるようにもなってきた。
どんなにレパートリーを増やしても、自分で作って自分が食べるから飽きてくるのだ。

実家にいたときはこんなに頑張らなくても食卓にいけば母の料理があったし、定番メニューでも美味しかったのに。
ブログのために料理を続けているようなものだった。

でもあるとき、母親がブログにコメントを残していた。
実はよくチェックしていたそうだ。

野菜の切り方がお母さんと同じだとか、調味料のアドバイスとかをしてくれた。
でも褒めてくれるコメントが多くて嬉しいから、これからは母のために公開していこうとおもう。

何よりも集団生活での食事面で重宝されているのも、なかなか悪い気はしない。
作るのが好きだから、寛いでいる人を見ても何とも思わないし、美味しいという一言が褒美なのである。

合宿地でもきっと料理当番となるだろう。

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