生活の中にヨガ

私の周りにはなんと六人ものヨガのインストラクターがいる。

ヨガが流行っているからと言って、あまりにも波に乗り過ぎではないかと思うが、ヨガも細かく流派などがわかれていてややこしい。

日本ではあまり広まってなかったころから本場インドで修行を積んでいたというベテランの先生から、最近インストラクターのライセンスを取ったという新人さんまで様々だが、どの人のレッスンを受けてもみんな同じようなことを話す。

大事なのは深い呼吸を通じて大地に根を下ろし、太陽の暖かみを感じながら宇宙と繋がること。
浮き世離れした話で、最初は思わず笑ってしまいそうだった。

でも、目を閉じて頭の中で何も考えずに深呼吸してるとなんとなくイメージできてきた。
根を下ろした大地に老廃物が流れていくような感覚と、呼吸によって身体を巡る新鮮な空気でパワーがみなぎるようなかんじがした。

ただ、家の中でこのことを思い描きながらヨガの復習をしようとしても、集中できない自分がいる。
インストラクターのように、生活の中にヨガが根付くには、私はまだまだ修行が足りないようだ。

こうした先生業で、億万長者は日本ではいないのではなかろうか。
つまり成長性や市場の伸び率は低いということである。
それはニセモノが横行しやすく、資格のレベルもバラバラだからだろう。

資格を取得して絵を素敵に描く

歩いて一分の所に、素晴らしい絵の先生がいることを知ったのは偶然の事でした。
幼い子供の手を引いて、ゆっくりと散歩したりベビーカーで歩くのが日課だったある日、お庭の草取りをしているその先生に会ったことがきっかけでした。

優しそうな美人の若い先生。
柔らかい言葉遣いと雰囲気に、非常に心惹かれました。
丁度何か始めたいと思っていたところに、先生からのお誘い。
これは、運命だと思いました。
本当に素晴らしい絵を描かれる先生で、人柄が伝わってくるような温かい色使い。
それに、まるで写真のような絵を描くのです。
子供の絵は子供の可愛らしさが伝わってきますし、詳しくない私にも良さが十分わかるような先生でした。
まずは見学という事で絵を教えてもらうと、やっぱり簡単ではありません。
でも、色の持つ何かパワーのようなものが感じられました。
ところが始めようと心が決まり、申し込みをしようと電話をかけると、突然引越しをされることになったと言うではありませんか。
詳しい理由は分かりませんが、遠方に移るという事でした。
このような理由で、私が絵を習う夢は砕け散りました。
しかし、それから間もなくして新しい絵に出会いました。
こちらは、技法を学ぶこともできて、それを教えることもできると言います。
絵が得意でなくても、素敵な絵が描ける方法だと言うのです。
私はこちらの絵を学びました。
そして、そこで発行する準インストラクターの資格を取得。
今のところ、誰に絵を教えるわけでもないのですが、子供と楽しく絵を描いています。
全く何も分からずに描くよりも、技法を知った上で描く方が確かに楽しいように思います。

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