将来の夢
日々何事もなく穏やかにすごしている時に、ぼうっと考えることがあります。
四半世紀と数年生きてきて、これまで充実した毎日を送れていただろうか、と。
というのも、社会人を経験した今、たまに思うんです。
学生時代もっと勉強しておけばよかったなぁ、とか今になって後悔している時があります。
私の通っていた高校は食物について学べる高校で、調理師の資格を取得するために3年間勉強するわけですが、せっかく取得した資格を活かすことなく、今に至っています。
専業主婦になった今、どうせならもっとしっかり覚えて、日々の献立に活かせたかもしれないのに、本当に後悔先に立たずですね。
そう言えば、学生の頃は自分の将来について色々考えたものです。
中学時代は、なりたい職業が一つに絞れず、その職業になるためにはどうしたら良いのか調べたものです。
また、高校に入ってからは進路のことで両親とぶつかって、色々と悩み、涙した時期もありました。
今考えると、あの頃は本当に一生懸命だったなぁと思います。
その数年後、伯母の協力を得て半年間、専門学校へ通わせてもらえることになったのです。
たった半年間と言う短い期間ではありますが、自分の中で本当に充実した毎日でした。
通わせてくれた両親、協力してくれた伯母に感謝してもし足りないくらいです。
そうやって頑張って勉強したのですが、結局長年憧れていた職業にはなれませんでした。
しかし、不思議と後悔することはなかったのです。
頑張って勉強し、充実した毎日を送ったことでそうなることなく、自分の気持ちに区切りをつけることが出来たのでしょうね。
我が生涯に一片の悔いなし、と言う言葉がありますが、これは私にとって人生最期の理想的なセリフです。
これから先、若い頃のように充実した毎日を送り、何の悔いも残らない素敵な人生を送りたいものです。