眠気を誘う授業
国語、算数、理科、社会、と小学生時代の時間割と言うのは大抵こんな感じでしたよね。
それに加えて、音楽や体育、図工や道徳などの授業がありました。
現在は体育の時間にダンスが組み込まれていたり、英語やパソコンの授業があったりと、私の時代には無かったものが増えているようです。
中学、高校となると教科ごとに先生が変わっていましたが、小学校の場合、担任の先生が大体全ての教科を教えていますよね。
それを考えると、小学校の先生は覚えなくてはいけないこと、勉強することが沢山増えたようで、大変そうだなぁと思うことがあります。
小学校ではまだまだ小さな子供達に、ただ勉強を教えるだけではなく、勉強することや体を動かすことの楽しさも伝えなくてはならないでしょうし、その後の学生生活の基盤になるものですから、いい加減に教えることはできないですものね。
私は小学生の頃、病的な勉強嫌いで、好きな科目と言えば、国語のみ。
特に算数は頭痛がするほど苦手でした。
算数が得意な子は、答えは一つだけど、解き方が沢山あるから面白い!なんて言ってましたが、その当時は算数に興味なんて全く湧きませんでした。
この歳になってようやく、算数って実は面白かったのかも、なんて思い始めたくらいです。
そう言えば、文章を読むことは好きだったはずなのに、同じように文字が並んでいる社会は苦手な教科でした。
暗記が得意じゃなかった、と言うのも原因だったと思います。
それより何より、社会の授業になると、とたんに睡魔が襲ってくるのです。
中学生になると、社会の授業は更に枝分かれし、地理、世界史、公民など、眠気を誘う授業が増えました。
こう考えてみると、先生の発する言葉は眠りを誘う呪文だったのか、なんてバカなことを思ってしまいます。
こんなことをしていたので、当然成績も悪かったですね。
ただ、歴史の授業で知った名前が出てくると目がパッチリとするのは不思議でした。
やはり勉強は、自分から興味を持たないと身になっていかないみたいですね。