心の不調
気分が晴れない、元気が出ない、なんとなく不安な気持ちが続いてしまう…など、心の不調は誰にでも起こるものです。
男性よりも女性の方が、「うつ」になりやすい傾向にあると言われています。
それは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌によるものです。
気が滅入っている時は、負のスパイラルに落ち込みやすくなります。
というのも、元気がなかったり、落ち込んだりしている時は、相手の気持ちが見えにくくなりますし、自分の気持ちにも余裕がなくなります。
すると、余計に自分に自信が持てなくなり、対人関係にストレスを感じ、さらに落ち込むことになるからです。
そんな時は、少しでも気が晴れるように、気分転換をしてみましょう。
悪い時もあればいい時もあることを認識し、些細なことでも良かったことに目を向けてみましょう。
独り善がりの気分転換や他人の助言は全くアテにならないので、ここは潔く心療内科を受診することをおすすめします。
もちろん自覚症状があるうちにですよ。
他人から指摘されて、やっと重い腰を上げる段階では、治療期間が長引くだけです。
早期受診は早期回復と社会復帰が早まるメリットがありますし、「うつ」だからということで後ろめたい事はありません。
むしろ病んでいることを隠していることの方が、後ろめたいのではないでしょうか。
人生にはつまずきが付き物ですが、心の躓きは早めに治療したいものです。
社会病と言われてもいいほど、潜在的な患者数は伸びるでしょう。
イライラしない方法
相手とうまく付き合うには相手のペースに合わせることが大切です。
ただしそのさじ加減を間違えると、自分だけイライラを感じてしまったり良かれと思ってしたことが空周りしてしまったり。
注意して欲しいのは、ペースを合わせるとはどういうことなのかを間違えないこと。
自分のペースを全部崩して相手に合わせなさい、と言っているわけではありません。
大切なのは、相手のペースを理解してちょっとだけ優しくなること。
食べるのが自分より遅い人と食事をするなら、ちょっとゆっくり食べる。
逆に早い人となら、ちょっと早く食べるように頑張ってみる。
同じ早さに変えるのではなくて、同じじゃないけれどイライラしないペース配分を。
無理のない程度に。
やり過ぎはNGです。
でもこれって本当は相手のためではなく自分のためにすること。
こうすれば自分と早さの違う人にイライラしなくて済むのです。
相手とうまく付き合うには、自分がストレスを作らないように、相手のペースに合わせましょう。
と言われるのですが、相手のペースについていくのも、実はストレスの原因です。
一番良い方法はマイペースを貫くことです。
まわりに迷惑をかけなければ、自分の好きなように時間を使い、行動するべきです。
不必要に周りに同調しようとする、云わば強迫観念のようなものが自分を追い込んでしまう事もあるのでは。
自分の人生は、絶対に他人は保障してはくれませんので、譲れない部分を持っていてもおかしくはありません。
ただ、組織では浮いてしまうでしょうけどね。