PDCA
Pとはplan、すなわち計画や目標をたてること。
Dはdo、行動することです。Cはcheck、見直したり反省をしたりすること。Aはaction、改善です。
このPDCAは、仕事を進める上での基本的な流れやサイクルであると言われています。
何をするのかを考え、具体的に行動する。
それに対して良かったところ悪かったところを反省し、改善します。
そしてまた、次の目標をたて進んでいく、といった流れです。
これに沿っていけば、より良い方向へ仕事が進んでいくはずです。
ひとつひとつの内容も大切ですが、例えば、計画ばかり立てていても、前には進みません。
なにも行動を起こさなければ、計画倒れになってしまうのは必然です。
また、行動を起こしても、反省や改善がなければ、ステップアップすることはできません。
PDCAは、その流れをつくることが、一番大切なことなのです。
当たり前の事なのですが、実は、実行できていないことも多く、セオリー通りに事が進むことは無いのが現実です。
しかし、無計画無戦略の仕事に成功はありません。
優秀な人材、設備、資金などビジネスに必要なものを揃えるだけでは、単に「準備した」だけに過ぎないのです。
ここで満足してしまう経営者も多いことが、赤字体質から抜けられない原因でもあるようです。
全てのビジネスはPDCAを原理原則として、品質なりサービスなりの向上を図ることが徹底されていなければ、生き残れないのです。
新社長交代劇の全容
会社のトップが交代するというのは、大企業であれ、小企業であれ、経営の方向性がかわったりするので、とっても大変です。
特に、内々に話が進んでいる場合は、突然、その交代劇に巻き込まれてしまうのですから、たまったもんじゃないですね。
私も何回かこの渦にまきこまれたことがあります。
スタッフは大わらわです。
大抵は、ある程度事前に、もうそろそろ交代かなと感じさせる出来がちょぼちょぼあって、あるとき、関係者だけ話がきてという具合に、そろりそろりと話が進んでいきます。
期の頭からの変更だったりすると、年度末に決める来季の方針を現社長に気を遣いながら、新社長と調整するので、いつも以上に気を使ってしまいますし、なかなか決められません。
新社長の交代劇も、割りとやんわりとスムーズな交代とときと、あるとき急にばさっと変わる時の2種類があるようです。
特に本社が海外だったりすると、突然電話が来て、社長が変わる旨を聞かされます。
ひきつぎもなく、スパッと切られてしまいますので、周りの私たちは大変です。
予定していた計画をすべて白紙に戻し、顧客やパートナーを訪問して状況を説明し、サイトに告知などを行い、銀行への説明もする。
ばたばたしている間に、次の社長が決まり、今までとは全く違うやり方になるといった具合です。
交代させられた社長を見ることはほとんどないので、今のメンバーと新しい体制で、のりきらなければなります。
考えただけでも、胃がいたくなりそうですね。